信濃国分寺博物館 |
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恋しけば 形見にせむと わが宿に 植えし藤波 いま咲きにけり |
*カバンの藤の碑 |
藤の由来 明治13年当時の第19銀行(現八十二銀行)の役員黒澤慶次郎氏が、郷里佐久の農家から苗を譲り受け、本店に移し植えたものである。非常に成育が良く、棚の広さ3アールにも及び地方の名所ともなった。この苗を手鞄に入れて運んだことから「カバンの藤」の愛称をもって広く市民に親しまれてきた。今回、八十二銀行はこの名木を本公園に寄贈した。ここにその由来をしるし、花の命の長いことを祈る。昭和51年春 上田市長 ○○○ |